先輩メッセージ

vol.08
介護も看護師が活躍できます。

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大口一期一会荘 看護職員

りかさん

看護専門学校卒
2013年採用

過去の知識や
経験が活かせる職場

大口一期一会荘には、個性豊かでバラエティに富んだ職員が揃っています(笑)。一人ひとりがそれぞれ得意分野を持っていて、それを聞きながら手伝ってもらったり、教えてもらったりしています。私自身、過去の知識や経験が活かされていると感じることも多々あります。相談しやすく、率直な意見を言いやすい環境で、前向きに仕事に取り組めます。

インタビュー

福祉の仕事を志したきっかけは何ですか。

私は介護施設での経験が無かったので、子育て期間を終え求人情報を見て、すぐに“応募しよう”とはなりませんでした。しかし、ふと考えてみたとき、看護師はいろいろな分野で働くことができることに気付きました。私が看護師を目指したきっかけでもありますが、祖母が入院した時のことや認知症になったことを思い出したのです。それで、介護の道に進もうと気持ちが決まりました。

なぜ一期一会福祉会を選びましたか。

一期一会福祉会が求人を行っていることを知り、いろいろと調べました。『自分が現状で働けるとしたらどこだろう』と考えたとき、特別養護老人ホームや軽費老人ホーム、デイサービスなど多くの選択肢があることが決め手でした。

業務内容について教えてください。

最初はデイサービスの非常勤職員として入職しました。現在は軽費老人ホームの正職員として働いていて、デイサービスと兼務している業務もあります。主にご利用者様の健康管理を行っており、ご高齢の方で疾患のある方も多いので日々の体調の変化などを確認しています。病院と異なるのが、ご利用者様に関わる方が多いということです。保証人やご家族もおみえですし、医師との連携もあります。ご利用者様と関わる方との連携を取ることも大きな役割です。健康管理や医師・薬剤師との連携、そして、介護職員やケアマネジャーと連携して、ご利用者様の生活がスムーズにいくようサポートするのが主な仕事です。

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働いてみての感想を教えてください。

施設は生活の場なので、病気や介護予防が私の大きな役割です。どうしたら体を上手に使い、できるだけ病気にならない、もしくは悪化させないで過ごせるかの発見をしていかなければならない立場です。普段の何気ない会話からご利用者様の状況をつかめるようになるまで、かなり時間がかかりました。普段の会話から一人ひとりの状況を覚えるようになって、そこからその“違い”を見つけるために、たくさん関わっていかないといけないのは、介護施設に入って強く思いました。

これからのビジョンを教えてください。

大口一期一会荘で働いて思うことは、ご利用者様の中には、ご自分の“老い”を受け止められない方がみえます。それをきちんと受け止めて前向きに日々を過ごしていけるようなケアを行ないたいと思います。福祉雑誌などでは、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)関連の記事を見かけます。実際に、それができれば理想的です。ここは、終の棲家にはならない場所なので、その後、どうしたら少しでも前向きに自分の人生を認めて暮らしていけるのかというのは大きな課題だと思います。これからは、その後に繋げられるようになるといいなと。それを模索しながら仕事をしています。それが今の一番大きなテーマです。

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就職を考えている方へのメッセージ。

看護学校では看護師は“病院で働くもの”と思いますが、介護も看護師の需要がとても高い分野です。ご利用者様をサポートするためには、体のケアだけではなく、精神的なケアをしていくことを考えると、マンパワーは欠かせません。いろいろな経験をしていくことは、決して無駄にはなりませんし、自身の成長につながります。ぜひ、思い切って、介護業界への一歩を踏み出してほしいです!

一日の仕事の流れ
早番の場合

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8:30 業務開始

出勤、朝礼、清掃
ご利用者様の健康維持のための準備

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午前中

情報収集(利用者さんの健康チェックや状況確認)、通院の確認や促し、行事への参加や手伝いもします。

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午後

2週間に1度、嘱託医の先生が来られるのでその診察補助、急変があればその対応、健康診断の結果の確認などを行います。

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17:30 業務終了

一日のご利用者様の状態の変化などを記録し、業務終了です。

休日の過ごし方

[写真]よく家族で旅行に出かけて楽しんでいます。
[写真]家では毎日かわいい猫たちに癒されています。
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